以前から何度も行こうと思い、行けなかったマイフィールドのオオムラサキ求めて、午前11時半出発。先ずはクヌギ食堂中心に、丹念に捜すも、樹液が出ているのはたった1ヶ所。暫し待つも、平凡な蝶とオオスズメバチのみ。テリ張り時刻にはまだたっぷり時間があるが、何ヶ所かのポイント上空を眺めていると、ツバメを激しく追う本種を何度も観察。以前にも書いたと思うが、逃げる方も逃げる方だし、追う方も追う方である。ツバメの逆襲にあい、捕食されたケースは一度たりともないのが何故が不思議である。お互い解りながらも演技しているようで面白かった。
午後3時、テリ張りの開始である。かなりの個体を観察したが、目線より下に静止することは一度もなかった。相変わらずの出来映えであったが、表面をチラッと撮影出来たのが、まだしもの救いか。
本日の目撃種は、ナミアゲハ、クロアゲハ、キアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、ルリシジミ、ウラギンシジミ、オオムラサキ、ナミヒカゲ、テングチョウであった。明日は天気が良いと思っていたのに、調べてみると一日中くもりだそうだ。完全休養しようか思案中である。
メジロ

ベニシジミ夏型

クヌギ食堂

ナミヒカゲ

オオムラサキ1

オオムラサキ2

オオムラサキ3

オオムラサキ4

オオムラサキ5

オオムラサキ6

東大阪市の野良猫

先ずは恒例のクロシジミ。昨年7月1日に出撃したとき、既に♂個体はスレ・ボロが多かったので、フライング覚悟の出撃だ。いつものポイントに到着するも、全くいない。少し早く到着しすぎたかもしれない。待つこと1時間、黒っぽい素敵な奴が高速でこちらに向かってくる。「静止して、全開してくれ」のリクエストに応えてくれたのか、すぐに半開ポーズ。逆光ポジションから見ると、翅表が青紫色に輝いているではないか。暫し感動する。無事撮影も成功し大満足。ここでの目撃種は、ヤマトシジミ、クロシジミ、ツマグロヒョウモン、メスグロヒョウモン、ジャノメチョウであった。
本来なら、次はオオムラサキのスギタニ型求めてマイフィールドに移動する予定であったのだが、昨日、蝶仲間F氏のブログを拝見すると、6/20京都市内でキマルリ撮影成功の記事が掲載されていた。
午前9時には、京都行きの特急に乗っている私であった。京都市内の有名ポイントしか知らないので、その中の1ポイントに絞り、いつものようにヒメジョオンを徹底的にチェックした。半時間経過、現れず。1時間経過、現れず。時期的には少し遅いので、鮮度は少し心配だが、数は多いと思っていたのだが。結局2時間探索するも、ヌルであった。超残念。輝くクロシジミで本日の運を使い切ってしまったようだ。ここでの目撃種は、ナミアゲハ、アオスジアゲハ、ルリタテハ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ、ウラギンシジミ、キマダラセセリであった。
次にマイフイールドに行こうとも思ったが、あまりに天気が良すぎて、既にフラフラの状態であったので断念する。
クロシジミ1

クロシジミ2

クロシジミ3

クロシジミ4

クロシジミ5

クロシジミ6

ジャノメチョウ

キマダラセセリ

京都市の野良猫(少し品がある)

と言うことで、苦もなく♂と♀のヒロオビ撮影完了。ただ、♂は少し傷害があり、鮮度はまあまあなれど、自力で飛び立つことは出来ない個体だ。念のため附記しておきます。暫くして、M氏、O氏夫妻もやって来られ、大撮影会開始。その間、ウラナミアカ、ウラジロを他力本願で撮影完了。午前9時半、各自鳥は鳥、蝶は蝶と予定があるので、散会する。
まだたっぷり時間があるので、ma23氏、O氏と第2、第3フィールドに移動するも、大した成果はなかった。少しスレたウラゴを撮影出来た程度か。本日は自力で見つけ、撮影したゼフは正直言うと0種類である。でも、皆様の御協力を得、楽しいゼフ撮影会、これにて終了。
ゼフ撮影種が、ミズイロ、ウラジロ、ウラゴ、ウラナミアカ、ヒロオビ。ゼフ観察種が、アカシジミ。その他、スジグロシロチョウ、モンシロチョウ、キチョウ、モンキチョウ、ジャコウアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、ミドリヒョウモン、コミスジ、イチモンジチョウ、アカタテハ、ヒオドシチョウ、メスグロヒョウモン、ヒメウラナミジャノメ、ナミヒカゲ、テングチョウ、ルリシジミ、同定不能のミドリ系ゼフを見る。スギ丸さん、本日も運転お疲れさまでした。楽しい1日でした。岡山遠征是非実現したいですね。帰宅後、メガネが修理完了したので取りに行く。やっぱり良く見えます。写真の選定等昨日はかなり苦労しましたが、本日は1時間で選定終了。少々呑みすぎて、写真が2重に見えるのが些か心配ですが。
ミドリヒョウモン

ミズイロオナガシジミ

ウラジロミドリシジミ♂①

ウラジロミドリシジミ♂②

ウラナミアカシジミ①

ウラナミアカシジミ②

ヒロオビミドリシジミ♂①

ヒロオビミドリシジミ♂②

ヒロオビミドリシジミ♂③

ヒロオビミドリシジミ♂④

ヒロオビミドリシジミ♀

ウラゴマダラシジミ♀

とりあえず散髪に行く。頭がスキッとしたところで、午前オオヒカゲ、午後オオムラサキのコースに決定。出発は午前9時である。本数が少ないローカル線に乗り、京都府南部に向かう。最高の天気で、気温も恐ろしいほど高い。先ずは、ウラナミジャノメ殿に御挨拶。数ヶ所ポイントを知っているが、ここが一番蝶影は濃い。すぐに下草でバタバタしている本種に遭遇。ウカチョクの♀だ。まだ完全に翅が伸びきっていない。手乗りのチャンスとばかり人差し指を差し出すと、すぐにオッケー。周辺をブラブラすると、やはり個体数は多い。20分程で、裏と表を撮影完了。
次に、昨年撮影出来なかった、オオヒカゲフィールドに移動。やはりいない。本日も長竿を持参している。スゲ林周辺を目一杯竿を伸ばし、払いまくる。やはり駄目だった。グッと持参したお茶を飲み干し、帰ろうとした時、巨大なヒカゲチョウが出現。「ヤッター」。相変わらず超臆病な蝶で撮影は難儀を極めたが、マクロと広角撮影に成功。
今から急げば、午後3時のオオムラサキテリ張りに間に合うので、急いでマイフィールド向け移動する。普通電車を待つため、ホームのベンチで汗の染み込んだメガネのレンズを拭いていると、「ポキッ」と音がして、メガネのフレームが大破。「やってしまった」これでは蝶が見えない。
ということで、意気消沈して自宅に戻る。金銭に細かい家内のことだから、「自分の小遣いで買ってや」と言うのは目に見えている。困った困った。
本日の目撃種は、ナミアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ヒメアカタテハ、アサマイチモンジ、コミスジ、ナミヒカゲ、オオヒカゲ、ヒメジャノメ、ウラナミジャノメ、チャバネセセリであった。
ウラナミジャノメ①

ウラナミジャノメ②

ウラナミジャノメ③

ウラナミジャノメ④

チャバネセセリ

ヒメジャノメ

ヒメアカタテハ

アサマイチモンジ

オオヒカゲ①

オオヒカゲ②

数ヶ所のポイントを長竿で叩きまくる。結果から言うと、ミズイロ2頭、ウラジロ1頭の成果であった。段々とゼフが少なくなってきているようで気になる。特にウラジロは惜しかった。ナラガシワを叩くと、飛び出すと言うよりか、落ちてきたと言う表現の方が正しいのであるが、新鮮な♀個体が残念ながら葉上ではなくて地面に着地。それも超葉かぶりのポジション。一応証拠写真を5枚撮影後、ウェイティング。ゆっくりと葉の上に登り、地味ながら全開ポーズを披露して飛び出すと言うイメージが出来ていたのだが・・・・。しかし、一向に動きなし。5分後、気の短い私は、人差し指を差し伸べて、手乗り写真+好位置への移動を試みたのだが、意外と俊敏に飛び立ち、梢彼方に消え去ったのだ。無茶苦茶悔しい。午前10時頃、突然空が真っ暗になり、小雨が降り出した。おまけに雷が2発。疾風のように入口付近に移動。しかし皮肉なものである。この頃から又空が明るくなってきたのだ。まだ、午前10時20分である。帰宅するには早すぎる。一度切れた集中力を再度繋ぎ、再度山に登る。先ずはミスジポイントへ。綺麗な♀静止個体を是非撮りたかったからだ。しかし、ミスジは現れず。そのかわり、イシガケチョウ3頭が実に気持ちよさそうに梢を滑空する。飛翔写真を試みるも駄目であった。暫く蝶と戯れていると、再度空が暗くなり、今度は豪雨である。雷も3発。半時間後には電車の乗客になっていた。今ひとつ成果がなかったが、目的とするミズイロとウラジロが見れたので良しとしよう。
本日の目撃種は、ルリシジミ、ウラギンシジミ、ウラジロミドリシジミ、ミズイロオナガシジミ、モンシロチョウ、ヒカゲチョウ、コジャノメ、イシガケチョウ、イチモンジチョウ、ヒオドシチョウ、テングチョウであった。
ミズイロオナガシジミマクロ

ミズイロオナガシジミ広角

ウラジロミドリシジミ♀マクロ尻のみ

ヒオドシチョウ裏マクロ

ヒオドシチョウ裏広角(こちらの方が良い)

デンデンムシ広角(以前も良く似たシーンを撮ったような気が)

アジサイ

ここでの目撃種は、ナミアゲハ、ベニシジミ、トラフシジミ、ツバメシジミ、ホシミスジ、ヒメウラナミジャノメであった。相変わらず、ヒメヒカゲ以外は面白くないフィールドだ。
ヒメヒカゲ①

ヒメヒカゲ②

ヒメヒカゲ③

ヒメヒカゲ④

ヒメヒカゲ⑤

ヒメヒカゲ⑥

ヒメヒカゲ⑦

ヒメヒカゲ⑧

ツバメシジミ①

ツバメシジミ②

まだ、たっぷり時間があるので、ウラゴ狙いで大阪府北部へ移動。ウツギの花が満開であるので、一輪一輪丁寧にチェックするも、やはりいない。適期だとは思うが、お昼に飛ぶ蝶ではないし、諦める。それでも、身近な蝶を数種類撮影できて、まあまあ満足。今年初のアカシジミをたたきまくりによって、遠方からではあったが撮影出来たのが嬉しかった。ここでの目撃種は、キチョウ、テングチョウ、ヒオドシチョウ、コミスジ、イチモンジチョウ、アカシジミ、ヒメウラナミジャノメ、クロコノマチョウ、イチモンジセセリであった。
スギ丸さん、本日は運転お疲れさまでした。精算すっかり忘れてしまい、ごめんなさいね。再来週もよろしくお願いいたします。
超長生きのクロコノマチョウ

ヒオドシチョウ①

ヒオドシチョウ②

アカシジミ

シマヘビ(先に見たマムシはビビって撮影不能でした)
